ナバホタコスを食べたくて
ちゃんたろう(オット)が「ナバホタコスが食べたい…」というのです。
別に彼はいろいろ料理名を知ってるわけではなく、たまたま以前食べたことがあるだけです。
メキシカンタコスは何度か作ったことがあるのですが、「タコス」という響きに反応しては「こんどナバホタコス食べたい…」、そう言うのです。
目の前においしい(自賛)メキシカンタコスがあったとしても!!
「今」あるメキシカンタコスを味わおうよ…過去や、未来のおいしい物に意識をとばさずにさ…(遠い目)という、私の心の声はさておき、彼の地道なつぶやきは、まんまと私の深層意識に刷り込まれ、
何故だか今日、無性に「ナバホタコス」を食べたくなった私は、それを作りました。
▲じゃーん
ナバホタコスは、下の炭水化物系の生地が揚げパンです。
レシピでは、生地は強力粉メインだったのですが、勝手にアレンジして、全体量に対し、強力粉3:玄米粉1にしました。これが功を奏して、仕上がりにサクッと感が生まれました。
また、生地に入れる材料で「スキムミルク」とか「ラード」とかあったのですが、うちにはない。
これらはコクとカリッと感を出すものだろうと解釈し、うちにあるもの代用で「北海道生クリーム」を入れました。
「スキムミルク」+「ラード」≒「北海道生クリーム」
ほんとか?
でもそう遠くないと思う私がいます。
あと、ひき肉が無かったのでさすがに買いに行こうかと思ったのですが外は嵐のような強風なので、ハムを乱切りにして代用しました。
ちゃんたろうが思ったより早く帰宅して、うまいうまいと食べてくれました。
それで一言、
「ちょうど今頃食べたんじゃない?」
…え?
補足すると「ちょうど『2年前』の今頃に食べたんじゃない?」と。
そうでした!すっかりぼーっとしてましたが
2年前の11月23日に私たちは結婚式をあげ、その足で新婚旅行に行きました。最初に書いた「ナバホタコス」を食べたことがある、というのは、この旅行での米国はモニュメントバレーにある宿でのことだったのです。
▲2011年当時
今日は11月25日。
「まさか食べた日付まで一緒じゃないよね!?」
わくわくしながら2人で当時の写真を探すと…
写真の日付は
「11月24日」になっていました。
残念…一日違いか…
でもまてよ?
ちゃんたろうのカメラは日本時間のまま、アメリカ時間に調整していない…
つまりカメラの記録は、日本時間の11月24日!
時差は...(ググって)17時間。
11月24日から17時間引いて現地時間は11月24日ないし23…わーわーわー!
いいの!
ちょうど2年たった今日(らへんに)、同じ料理を食べたの!昨日はいろいろ用事があったから一緒にごはん食べなかったし!頻度の多いカレーならまだしも、日本で生活してたら夕飯で出るのはレアな「ナバホタコス」だし!
こういうことってあるんですねー。(もう、まったく同じ日だったという体で。)
今日、25日は、結婚式記念日の23日よりもインパクトのある、ナバホタコス記念日になりました。(1日違いとか聞こえない。)