玄米クリームを作ってみたー(2)
では、玄米クリーム制作〜実食です。
世の中には玄米粉なるものが売っていますので
そちらでも良いかとは思いますが、
幸いうちにはたくさん玄米があるので、それを使用しました。
使用する玄米は、なるべく、というかほんとに、
農薬不使用とか減農薬とか選んでいただいた方が良いかと思います。
知り合いのほんまる農園さんは信頼できる農家さんで農薬不使用のお米をつくってます。オススメです。
【1】玄米70gを洗って、水に浸します。
私はとりあえず60分くらい浸しました。
ちょっと話が逸れますが、発芽させていない玄米では、含まれるフィチン酸が人体に必要なミネラルを排出してしまうという話を聞いたことがあります。しかし、どうも含まるのはすでにミネラルと結合した「フィチン」の状態なので、カラダの中のミネラルと結合することはないそうです。(→参考記事「けっきょく“玄米”は、安全なの? 危険なの? “フィチン”の効果についてまとめます」ガジェット通信)
ただ、しっかりと吸水させることで、より炊きやすく消化しやすくなるとか、玄米が水を得ることによって発芽に向けて活性化するとかで、発芽玄米なりには、なんらかの恩恵はあるカモなのではないでしょうか。
私はせっかちながら粘って粘って60分です。それだけです。
【2】玄米をざるにあけて乾かします。
【3】玄米をミルサーなどで砕いて粉状態にします。
いやここは石臼で、という方はそれでも構わないと思います。
【4】鍋に、挽いた玄米粉・水を2カップ、塩少々を加えてよく混ぜます。
ででで、実は私は【3】と【4】を一緒にしちゃいましたー。
【3】+【4】荒技:玄米と水をミキサーでガー!
でね、これね、結構時間かかったね。
お米がお米のカタチのまま、ザリンザリンと回ってる音がしててね。
だいたいお米が粉状になったなーとなるまで、
合計7〜8分以上はミキサーをまわしていたかと思います。
あの6〜8万するアメリカンでパワフルなミキサーだったらもっと早いのかな。
▲玄米をミキサーにかけました。ミルキーです。このまましぼって飲めそうです♪
【5】とろ火で、焦げ付かないように木べらでかき回しながら加熱します。
▲鍋にうつして加熱!
【6】とろみがついたら完成!
▲ホワイトソースのようになりました!
これ、いろいろアレンジできそうなトロミですよ!
【7】いざ、実食!
おっ、「いざ、実食」のナンバーがラッキーセブンなんて、こりゃいいね、と思いながら書き進めてますが
▲もっちもちー
口にいれてみると、うん、おかゆなんだけど、濃厚なおかゆ。おいしー!
玄米のこうばしさというか、ぬかの残り香というか、味の力強さがありながら、
かなりトロトロなので、やさしい。少々の塩が味を引き立てています。
レシピを見ると、海苔の佃煮を添えるとかオススメなようですが、
ここで私が味を変えるのにやってみたのが「きび糖」!
なんか昔行った銀座のしゃぶしゃぶ屋さんで、締めにあずきとともに炊いた
おかゆがでてきて、お好みでかけてください、とお砂糖(多分白砂糖ではない)が出てきて
それがびっくり美味しかったんですよね。記憶が少々薄れてますが。
ほんでほんで、「きび糖」かけ玄米クリームウマー。
これ多分、和三盆とかおいしいお砂糖でやってください。
白砂糖だとちょっと違う気がする。
次にやってみたのが
けんちん汁かけ玄米クリーム!
夕べの残りのけんちん汁があったのでかけたんですが、
言わずもがなウマー。
おかゆよりも濃厚なモチモチ感なので
汁に溶けきらず、そのおかげで
汁とクリームを適宜すくって食べられます。
似たお料理で、レンコンを擂り下ろして加熱した「モチモチ」にお出汁をかけて食べる料理とかあったと思いますがそれに近い。ここでレンコンも滋養たっぷりだよね、って話はさておき。
初玄米クリーム体験、良かった。
滋養たっぷりで、乳幼児や、
歯がつらくなった方にもオススメだと思います。
今度、この玄米クリームを使って、
グラタンとかシチューができそうですので
トライしてみたいと思います!
まずは無農薬の玄米粉を取り入れてみると、パンやホットケーキにも使えるのでいいですよね。